厚生労働省が2月1日(2013年)に発表した昨年(2012年)12月の都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)で、福島県が前月比0.8ポイント増の1.18倍で初めて全国1位になった。
その理由は、東日本大震災からの復興需要で建設や除染関連の求人が増えた為だ。
ただ、就職希望者が多い製造職の求人倍率は、正社員を含む4ヶ月以上の常用雇用で0.61倍、事務職は同0.35倍と低い。
地域別でも、原発周辺の地区が2.42倍なのに対し、復興絡みの仕事が少ない白河地区は0.81倍と差がある。
2月1日発表の雇用慣例統計は下記の通りです。
≪完全失業率≫
2012年の平均は4.3%で、11月より0.3ポイント下がった。
改善は2年連続。
男性は4.6%、女性は4.0%。
≪有効求人倍率≫
2012年の平均は前年を0.15ポイント上回る0.80倍。
リーマン・ショックの影響で0.47倍に急落した2009年を境に改善が続く。
(朝日新聞2013年1月記事より抜粋)
PR